
【ストーリー】
幼いながらも勇敢な少年マルコが、母を思い、イタリアから遠くアルゼンチンのアンデス山脈山麓の町まで、様々な人々の愛と優しさに支えられながら一人で旅をする。少年の靴は破れ、足の包帯には血がにじんでいた…。大人が強く、勇敢で優しかったころ。子供たちは、おおらかにたくましく育った時代の物語です。重税・不景気に苦しむ19世紀のイタリア・ジェノバ。多くの人が南米大陸へ出稼ぎに行くことで生計をたてていた。貧しい人々のための診療所を経営する夫を助けるため、マルコの母もアルゼンチンに行くことになる。そのことを一言も相談されなかったマルコは、母の旅立ちの日、反抗心からとうとう笑顔を見せなかった。出航する移民船上の母の姿が小さくなるにつれ、追いかけずにはいられなくなるマルコ。途中転倒しつつも、母の名を叫びながら波止場の先端までかけてゆく。船は波止場を離れ、やがて大海の果てに消えてゆく…。母の身を案じ、12000キロの旅をする9歳の少年マルコは、数々の困難を乗り越えながら、母親の気持ちだけでなく、父親のことも理解してゆく。
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